『供養の心で大切な事は』愛知県岡崎市や名古屋市、刈谷市、豊田市
娘たちが、『お父さん、お墓参りをして……』と、ラインしてきました。
私には、二人の娘がいます。すでに合わせて5人の孫を授かり、何とか健康に過ごしています。
豊田市に嫁ぐ一人の娘は、足助町に代々の先祖を祀る旧家です。しきたりを重んじる嫁ぎ先のしきたりに素直に入り込んでくれ安心していた矢先、
『お父さんは、お墓参りをしていますか。』
です。
「お墓参りなどせずとも、今の仕事や周りとの人間関係や家族の事を精一杯やっていれば、亡くなった父母もご先祖様も、何より喜んでいてくれる…」
また、
「亡くなってから後悔し、仏前で泣いたり、自分の不義を忘れようとするかのごとく未練がましく墓参りをしたりするのではなく、いつ永久の別れとなっても悔いの無いように、今、生きている目の前の人に満身の愛をふり注ぐ日々を過ごす事が大事だ…」
が持論でした。
オタオタです。娘の考えをしっかりと聞いてみようと思いました。
一方、西尾市に嫁いだもう一人の娘は、暮れに義父を亡くしました。1年余の闘病の末の悲しいことでした。
かねてより
『義父や義母を大切にしてあげてください。』
と口が酸っぱくなるほど言ってきた子の方だったので、最後の最後まで心配していました。
『優しい旦那さんなので、調子に乗りすぎて自分の成長にならないぞ…』
『孫が親の後ろ姿を見ているぞ…』
と諭すのですが、いっこうに効き目がありませんでした。
でも、弓明けを迎えようとするこの頃、次女と同じように
『お墓参りをしましょう…』
とラインが来たのです。
これは一体何の心境の変化だろうか。
今流行のSNSの影響なのかと探してみますが、そんな記事はどこにも見当たりません。
私は、墓参りや仏壇の前で手をあわす事や、神社参りや、寺参り、はたまた、供養や祈祷やお祓いや精抜きや焚き上げなどの行為て、派手すぎる事はあまり好きではありません。
供養や祈祷やお祓いや精抜きの仕事をしている会社が矛盾した事を言うと不思議がられますが、形が先行し過ぎる事を快く思わないのです。
お祓いをすれば良い……ではありません。
供養をすれば、何もかもが免除されるのではありません。
心が大切です。
例えば、建前をする土地に地鎮祭を行うのをよく知っていると思います。
一体何でするのでしょうか?
新しい家で災いが起こらないようにですか。
違います。
地鎮祭は、その土地に家を建てることでこれまでその土地に住んでいた、生きていた無数の虫けらや植物が、太陽の光から閉ざされ、重い柱やコンクリートに踏み固められ死滅し犠牲となることへのお詫びの気持ちを表すのです。
私達は、すべてあらゆるものの犠牲の上にあるのであると言っても過言ではありません。
しかし、供養や祈祷や………と言葉だけが先行して独り歩きをするのは戒めなければなりません。
この独り歩きが、言葉により人を騙す『霊感商法』や『祈祷商法』『いかがわしい新興宗教』『宗教戦争』の犠牲者をつくります。
お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさん……そうした先祖様のおかげで生かされている…
また、
自分は、あらゆる生命の犠牲の上に生かされているという思いを持つことが大切ではないかと思います。
過度な供養や祈祷の心を戒めましょう。
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『高い祈祷料を見積もられた』『娘が変な宗教に勧誘されそうだ…』などのお悩みにも親身に相談に乗らせて頂いております。
☆★その他、こんなご相談も寄せられています。
◆仏壇の移動に際して、高額な精抜きの祈祷料を提示された。(名古屋市:60代男性)
◆豊田市の寮にいる息子が宗教に加入してしまい、小型の仏壇を買ってしまいました。寮を出ることになり、荷造りをしていたら、仏壇がバラバラに壊れてしまいました。
相談にのってやってほしい。(豊田市:50代男性)
◆ひな人形の供養だけでなく、廃棄までして欲しいができますか?(刈谷市:50代女性)
株式会社CGS岡崎本店では、本当の供養の心を説くスタッフによる迷いの無い振る舞い方やアドバイスをします。