刈谷市/お寺様の境内やお墓の草取りや草刈りで想う
盆施餓鬼を控え、境内の庭のお手入れやお墓の回りの草取りや草刈りをたくさん頼まれます。
お寺様のお仕事をしていると、いろいろな想いが巡ってきます。
【お墓の共有部分の草取りは誰がするのか?】
お墓の共有部分という通路は、国でいえば、公共の道路に当たりそうです。
この部分の草取りは誰がするのか曖昧な部分ですね。
「お墓の周辺もやってね。」と頼まれます。
だいたいお墓のお掃除や草取りをご依頼される方は、「周辺もやってね。」とご依頼されます。
だいたい「通路の半分までね。」とも言われます。
そういえば、我国においても国や地方自治体が除草作業は、地区の総代さんや区長さんが中心となり、公共の道路の草刈りや清掃をしています。
これが慣習でしょうか。
今回、急なお墓の除草作業をご依頼頂きましたお寺様の場合は、昔からの慣習として、共有部分の草取りや草刈りはお寺様の役目としてやっておられます。
このお寺様は、通常近くのシルバー人材センターにご依頼されていたそうでしたが、この猛暑でドクターストップならぬ“シルバーストップ”がかかったそうです。
80歳でも若い者に負けないの“高齢者元気”な時代です。個々のシルバーの方には歯ぎしりがなる思いだとは思いますが、センター長の立場上ストップをかけるのはやむを得ないことだったでしょう。
緊急対応で盆施餓鬼当日、早朝5時からの除草作業
お墓参りの人がたくさん訪れる10時頃には完了しました。
お庫裏(くり)様には大変喜ばれました。
ただ、私の知る限では檀徒組織が自主的に役割を決め行っているところもあります。
慣習ということがあり、軽はずみに人がとやかく言えるものではないのかもしれません。
今回ご依頼頂きましたお寺様のお庫裡(くり)様は、お寺の慣習に基づき、お寺の役割として粛々とお墓の通路の除草作業の勤めを果たしておられるのだと推察させていただきました。
【心に響く読経】
10時からの合同のお参りの前にすでに自分のお墓に来て読経をあげている檀徒がおられました。線香をあげ、手を合わせ、般若心経を唱えていました。その声は、広く静かな墓地の隅々にまで深く浸透し、私の耳に、そして、脳裏に染み入りました。
抑揚といい、リズムといい、声の高低といい・・・まるで芸術です。
草を集める手を休めしばし厳粛な心地となりました。
幾人かの僧侶の読経を聞いてきましたが、このお一人の読経の素晴らしさに勝るお方がいたかどうかと失礼な思いを致しました。
仏の世界に誘う読経の響きは佳いに越したことはないと思いました。
【お墓に手向ける供花】
ご遠方の遺族の方も多いとみえて、この盆前のお参りが唯一と見受けるお墓が多い気がしました。
また、最近では造花による御花のお供えもよく目にします。
最近では、私達も、お墓のお参り代行や、メールでのお墓の除草を頼まれることが多くなりました。
人の動きがますます広範囲になり、お墓のあるところに留まることが出来なくなったせいでしょうか。
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